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十時啓悦「祈りのかたち」展 開催のお知らせ



十時啓悦「祈りのかたち」展

【会   期】2022年6月18日(土)~7月1日(金) 火曜定休
       11:00~19:00 (最終日17:00閉場)
【会   場】ギャラリー厨子屋 
【作家在廊日】6月18日(土)、19日(日)、20(月)、23(木)

※混雑状況により入場を規制させていただく場合がございます。
 予めご了承ください。


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十時さんとのご縁は長く 銀座松屋の 「暮らしをつくるクラフト展」で
27オの若さで「優秀賞」を取られた 悠然として 力強い作品との
出会いに始まりました。
使えば使う程 その魅力を増す 漆芸の技法を自在に操り 形も然り。
その大らかさが 使う人の心に響き 使う事を楽しめる堅牢な漆の仕事を
瓢々と続けられる 稀有な作り人でした。
その根源は幼き日々にあり ご実家が木工所を営み 遊び場がエ房で
木片をおもちゃにして育ち
小学校高学年頃には すでに手伝いをして 小遣いを稼げる程の腕前であったとの事。
従って どんな課題や注文を出させていただいても
軽やかに「分りました」 と 受けて下さった十時さんでしたが……
「祈りのかたち」 ではいつに無く立ち止まられ
あれこれ考えられたご様子なれど
この混沌として 自然も人の命も疎かにされる日々の中で
かつて素朴に生きてきた 人々の生き様を心に描きつつ……
自然がはぐくみ育ててくれた 漆の樹液。
いつかは自然に還る材料を使わせていただき
心の美とし生まれた 祈りのかたちの数々を
ご覧いただきたくご案内申し上げます。
                               山田節子
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十時啓悦 AkiyoshiTotoki  木漆工芸家
1950年、大阪府豊中市生まれ。
1973年、武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科工芸工業デザイン専攻卒業。
1975年、東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了後に漆芸家の野田行作に師事。
1977年、1981年、日本クラフト展優秀賞受賞。
1986年、日本伝統工芸新作展奨励賞受賞。
2003年、青梅クラフト館設立。
現在、日本文化財漆協会参事、武蔵野美術大学名誉教授、中国湖北美術学院特別教授。