厨子屋開廊20周年記念企画展 これからの「祈りのかたち」を求めて ―20年を振り返り、新たな創出の旅立ちへ―

開催にあたり

時代が求める祈りのかたちをご提案いたしたく、2002年に東京・銀座に開廊いたしました「ギャラリー厨子屋」は、お陰様で今年20周年を迎えさせていただくこととなりました。
この間、日本を代表するデザイナーや工芸家、多様な表現者より、様々な祈りのかたちが生みだされ、住まいや生活の価値観が変化する中で、今をより良く生きる事を願う人々に共感いただけ、少しずつ広がりを見せるようになりました。
それは、自然や環境の変化が著しい今、自身の内面に目を向ける、心の拠り所を求められる方が増えているからではないでしょうか。
この度、この20年を振り返りますとともに、《これからの祈りのかたち》として厨子をはじめ、多様な祈りの調度品などをご覧いただき、暮らしの中での祈りの場・時を改めて考える機会として、企画展を開催させていただきます。

開催日程

厨子とは

厨子とは、大切なもの・ことを納める箱、魂を委ねられるほどの霊性ある格別な箱のことです。6世紀、日本に仏教が伝来し、7世紀(飛鳥時代)に入ると、仏教文化として大変革がおこり、仏像・仏舎利・経典・位牌など、大切なものを納める箱として厨子が広がったとされ、この時代につくられた、奈良の法隆寺に安置されている国宝・玉虫厨子が有名です。厨子という名前の由来は、貴人の家の台所を御厨子所(みずしどころ)と呼び、そこで使われていた棚を≪厨子棚≫と呼んでいたことから。起源は中国、命を繋ぐための食物や食器を大切なものとして納めていた箱や棚が始まりといわれています。

厨子屋の厨子

古来より、神仏に関する造形表現は、各時代の一級の造形師が関わり、それぞれの祈りの文化を形成し、今日に至ります。私たちは過去に学び、未来の扉を開くべく、日本を代表するデザイナーや工芸家と共に、生活空間に調和し、祈りの心を納めるに適う荘厳さをもつ現代の祈り箱・厨子を創出しています。製造は、1900年の創業から、福島県会津若松の地場産業の一つとして、仏壇・仏具・位牌の製造・販売を手掛けてきた 「アルテマイスター」。100年以上続くものづくりの技と心を尽くし、様々な人の心に寄り添う祈りのかたちをご提案しております。

ギャラリー厨子屋

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-4-4 ギンザ105ビルB1F

TEL 03-3538-5118

URL http://www.zushiya.com/

営業時間 11:00〜19:00

定休日 火曜日